2023年も大変お世話になりました!:思い出は刻まれています!

2023. 12.26

 

2023年も残り6日間です!。来年は、辰年です。皆さまにとって、2023年はどのような1年でしたでししょうか。仕事先そして、仲間達との忘年会で、2023年の1年を振り返りながら、漢字一文字で表してもらいました。私自身は、仕事もプライベートも充実した年でしたので、『充』です。コロナ禍後で、仕事(研修・カウンセリング・コーチング・サポステ他)リアルでの多くの方々(月に70名~100名)の方々との出会いがありました。プライベートでは、小旅行にも出かけて仕事漬けの生活からも脱皮できた1年でした。そして、朝活・市民活動(ボランティア)では、キャリアコンサルタント仲間だけでなく異業種の方々とのつながりを体感する時間・場も継続することができ心から感謝しています~(⋈◍>◡<◍)。✧♡。まずは、心身共に健康であること=”well-being” が大切です。そのためには、睡眠・栄養・運動を意識して過ごしましたが、栄養に関しては、食べたいものを食べているので、ちょっと、健康診断では凹む結果がありました😹。

来年は辰年!。時間は過ぎ、一年一年歳をとっていきますが、「思い出」は消えず、脳に心に刻まれています💛💛💛。

良い年をお迎えくださいませ。

 

キャリアコンサルタント技能士試験対策やっています!

2023.12.25

 

来年の実技試験(ロールプレイ)に向けて試験対策スタートしています!。今年も、少人数で実施しています。キャリアコンサルタント1級技能士試験は、論述試験は今年から変わりました。実技試験なので、実際の面談内容を論述で更に具体的に記述するようになりました。技能士試験なので、日頃の現場の面談力を発揮する場でもあります。面談場面では、理論(キャリア・メンタル)の活用も必要です。場面ごとでの理論活用方法なども試験対策ではご指導させていただいております。特に1級試験は、合格率が受験年によっては違いますが、4%台の時もある合格率が低く難関です。ご縁のある方の合格を目指して、一緒に歩んでいきたいと存じます。また、試験合格は入口です。常に自己研鑽・相互研鑚が必要です。”学び” が常に現場力向上につながると信じております。具体的なやり方、または、お申込みは、お問合せからお願いいたします。今日も良い1日をお過ごしくださいませ。メリークリスマス(⋈◍>◡<◍)。✧♡

 

2024年 1月14日(土曜日)にイベント開催いたします!。

2023.12.6
女性の働き方を制限する「年収の壁」が、問題になっています。今年、政府は、やっと「年収の壁・支援強化パッケージ」の取り組みを始めましたが、高度経済成長期に生まれた固定的性別役割分業が半世紀たった今でも、解消できていません。
現役時代の働き方が老後の生活にも影響してきます。女性たちが人生100年を生き抜くために必要な知恵とは?
現状を明らかにするとともに、女性自身が個人の能力や意欲を過小評価せず、働き続ける意義を感じられるよう、一緒に勉強してみませんか?
【講師】
社会保険労務士
宮地 由佳子(みやち ゆかこ)さん
【講師プロフィール】
北九州市生まれ。製薬会社での営業事務、船舶通関業務、製造業や経済研究所での経理事務を経て、社会保険労務士の資格を取得。現在は坪田社会保険労務士事務所にて労務相談から給与計算など幅広く対応を行っている。
日程:2024年1月14日(土)
時間:13:30~16:45
会場:福岡市男女共同参画推進センター・アミカス 2階 視聴覚室
   〒815-0083 福岡市南区高宮3丁目3-1 TEL:092-526-3755
●対 象:働く女性、働きたい女性、女性の就業支援をしている方
●定 員:30名
●参加費:500円
●申 込:facebookのイベントページ(このページ)から「参加」ボタンを押していただいても結構です。折り返し、担当者からご連絡差し上げます。face-book 連絡先 : https://fb.me/e/3uKYipybD
お申込みは、こちらの問い合わせからでも可能です!。受信後にこちらからご連絡いたします。

12月 ブログ:女性活躍推進について

2023.12.3

 

 

民間・行政共に “女性活躍推進 をテーマとして、女性対象のキャリアデザイン研修、キャリア開発研修、また、管理者対象のアンコンシャス・バイアス研修依頼が増えています。

 

研修を担当させていただいて、着実に成果がでている組織とそうでない組織の差が明確です。成果を挙げている組織は、着実に制度・仕組みについても柔軟に変化しようとしている点です。成果がない組織は、“研修のみ実施”で終わっています。

 

研修前に事前にテーマに合わせてアンケートにてヒアリングしていきますと、その組織の課題点が明確に示されています。その課題に向けての取組を、組織内の担当者及び経営側がどう捉え、組織の繁栄に活かすのかは年度目標として意識改革だけでなく、課題解決に向けての取組を中長期視点で前向きに計画立案と実践の有無が“鍵”のように感じています。

 

さて、今回は、改めてなぜ、女性活用が必要なのかと現時点での実態についてお書きいたします。

復習を兼ねて整理をしていきます。まず、女性活用が必要な理由は、4つです。

   人口減少社会に伴う人手不足

   女性の能力の発揮

   投資家からの目線

   企業業績の向上

 

女性活躍推進に向けた取り組みについては、まずは、目標の設定と現状把握です。どのような項目で目標をたてるべきか?については、人的資本経営の情報開示記のような事項を参考にされると良いかと存じます。

 

例としては、①属性別の社員・経営層の比率 ②男女間の給与の差 ③正社員・非正規社員等の福利厚生の差

   育児休暇等の後の復職率・定着率 ⑥男女別家族関連休暇取得社員比率 ⑦男女別育児休暇取得社員数    ⑧男女間賃金格差を是正するための事業者が講じた措置があります。

 

目標の設定と現状の把握がわかれば、そのギャップを確認し、目標設定に至るまでの課題の把握や必要な対応について考えます。例)としては、多くの企業では、女性管理職の少なさや妊娠・出産後の退職率の高さなどが問題になっていますが、要因としては、一つだけでなく多くの理由がある場合があります。それが職場風土に表れています。例えば、①マネジャー層の理解不足 ②柔軟性のない働き方  ③女性従業員自身のモチベーションの低さ等。正しく課題を特定するためには、女性従業員の抱える不満や不安を正確に理解し、ニーズを聴きくみ取ることが必要になります。

 

【参考資料】

・総務省 令和4年労働調査、厚生労働省 令和4年度雇用等基本調査、世界経済フォーラム

内閣府 ジェンダー投資に関する調査研究報告書、内閣府 人的資本可視指針厚生労働省 

 

 

再決断療法 Redecision Therapy

2023.11.29

 

2023年後半は、T交流分析(TA)の国際的教科書として名高い『TA TODAY』【著者】イアン・スチュアート氏の講座を受講しています。2回目は、再決断療法がテーマでした。感情や思考、行動をコントロールし、悩みや苦しみを克服する力に気づくための交流分析と、ゲシュタルト療法を統合して用いる方法について、具体的に体系だって、再決断の方法を学ぶことができました。

 

女性活躍推進:FUJITSUファミリ会 キャリアデザイン研修 担当しました!

2023.11.23

 

こんにちは(⋈◍>◡<◍)。✧♡。今年の11月は、寒くなったり、暑かったりと週ごとに夏と冬がきているような感じがしていますが、体調はお変わりありませんでしょうか。

さて、昨日は、今年で5年目担当FUJITUファミリ会 女性フォーラム研修でした。この数年は、参加された方の推薦で部下・同僚・後輩の方が参加していただいています。嬉しいですね~。研修終了後は、懇親会に参加しました。美味しい料理を食べながら、おしゃべりであっという間に3時間!。研修もワイワイガヤガヤと交流が盛んでした。日々、仕事に追われ自分自身のことを考える、振り返ることの機会になったと好評でした~。楽しい研修で、アンケート結果も高得点でした~。一部紹介します(⋈◍>◡<◍)。✧♡

<10点>

・自分のことを振り返ることができた。普段は業務に追われているため。

・キャリアアンカーチェックリストで自分のことを客観的に見ることができて良かった。

・自分を見つめることができた。

・改めて自分の価値とは何なのか客観的に考えることができた。立場があがるにつれて、考える時間が取れなくなってくる中で

改めて気づけたこと、色々な視点が見えたことはとても貴重なことにつながった。

・キャリアの棚卸をすることで、自分自身を改めて見つめ直す事が出来、今後の方向性を明確に考え直す事が出来た。

他社の方の意見も大変貴重な話を聞くことが出来良かった。

・自己分析をするいい機会になった。講師の方と直接話すことができて、自分の悩みを話しアドバイスをいただくことができた。

・他社・他業界の方との交流ができ、すごい良い刺激になりました。

・自分を見直す良い機会になったため。

・女性限定のセミナーで同性ならではの悩みが話せて良かったです。

・自分の強みや自己分析をする良い機会になると思う。

・自分のキャリア形成をしっかり考える良い時間となりました。後輩に参加を勧めます。

→ https://jp.fujitsu.com/family/sibu/kyusyu/report/1102/index.html

2023年度は、3回目も1月24日続けて担当します!。

女性活躍推進:女性のためのキャリアデザイン研修担当しました!

2023.11.9

 

2016年から鹿児島にて「女性のキャリアデザイン研修」担当しております。今回で8年目16回の研修回数です。最初のころに一般の職員として参加されていた方々が、数年前からは、管理職として参加いただき、受講生の方々との活発な意見交換が行われています。対話の重要性をひしひしと感じています。今回は、なぜか、突発性アレルギーが1日目で発症し、目があけることができにくい中、なんとか乗り切りました。本当に何が起こるかわかりませんね~。その日は、ホテルの部屋を暗くし、早めに休むことにしました。翌日は、すっかり良くなっていました。身体の回復力に感謝した次第です。睡眠、栄養、運動日頃の生活リズム、自己管理の大切さを痛感し

た次第です。

 

11月のブログ: 回復力!レジリエンス力!

2023.11.1

 

カウンセリング・コーチングで、毎月多くの方との面談があります。そんな中、パワハラを受けた、人間関係で傷ついた、その時の自分の負の感情をそのまま引きずっている、または、フラッシュバックが起こり、そこから脱出できずに自分を肯定できない方がいらっしゃいます。今回は、一つの方法として、そこから脱出する方法をご紹介いたします。

 

仕事でのプレッシャー、対人関係の人間関係、退職、転職、異動など、職場環境の変化に慣れずにストレス負荷になっている状態から、なかなか抜けきれないことがあります。


さまざまな人生の局面で転機を乗り越える対処法として、「シュロスバーグの4Sモデル」があります。
逆境に対処する際に役立つのが、レジリエンスです。
まず、シュロスバーグが提唱する4Sとは何かについて説明をいたします。

 

ステップ1: 状況を理解する (Situation)                                             逆境の状況について、具体的・客観的に何が起きているのか、それを自分はどう捉えているか、原因は何か、いつまで続くものかなどを分析する。→ 客観的視点

 

ステップ2: 自分自身を知る (Self)

この状況に対する自分の気持ちや反応を理解し、受けいれ、自分自身はどうしたいと思っているのか、自分のスキルや過去の経験が活かせるかなども見直す。→ 感情・気持ち

 

ステップ3: 支援を求める(Support                                                ひとりで抱え込まない。どこでどのような支援が得られるのかを調査する。同僚・上司(信頼おける人)・身近な人に具体的なサポートを求める。

 

ステップ4: 戦略を立てる (Strategies)

ステップ 1~3 で見つけた状況・自分自身・支援を使って、状況を変える・自分の気持ちを切り変える・ストレスを減らすなど様々な面からこの逆境を乗り越えるための戦略を立てる


レジリエンス力(回復力)自分にとっての逆境や試練から立ち直る心の力のことです。一旦、置かれている状況から感情面において離れてみて、客観的・俯瞰的に自身の状況を見直すことが必須となります。

他、レジリエンス力は、「自尊心」「自己効力感」「感情調節」「現実的楽観性」「人間関係」の5つがポイントです。

①自尊心:自分を大切にする力、ありのままの自分を肯定する力。
②自己効力感:「やればできる」と思える力。
感情調節:自分の気持ちに気づき、対応する力。

現実的楽観性:出来事をバランスよく見る力。
人間関係:誰かを助け、誰かに助けられるつながりの力。

 

よって、逆境から抜け出す時には、更に、①~⑤の項目の中で、どの項目が現時点で課題になっているのか、自身で分析する、または、上司または信頼できる方から分析してもらうことをおすすめいたします。

 

 

公益社団法人日本公認心理師協会主催の専門研修Ⅰ・Ⅱを受講しています!

2023.10.15

 

オンでマインド研修で150名近くの方が参加されました。機能コンピテンシー、自己開示、倫理、セルフケア・セルフアセスメントについて、事例をもとに、グループディスカッションで活発に意見交換がありました。現場での多視点は大変参考になりました。こちらが、公益社団法人日本公認心理師のHPです。https://www.jacpp.or.jp/

 

12月16日土曜日福岡市参画ネット主催でイベントが行われます!

2023.10.9

 

女性・若年者のキャリア支援活動をしているJ’s倶楽部も参加いたします。

国家資格キャリアコンサルタント更新講習を担当しました!

2023.10.9

 

キャリアコンサルタントの登録を継続するためには、更新講習を更新期間内に一定時間数以上受講の上、更新を行う必要があります。これは、キャリアコンサルタントについて、試験合格時に確認した知識・技能を継続的な学習によりブラッシュアップしていることを制度として確保し、キャリアコンサルタントの資質を保証することによって、キャリアコンサルタントの活用を促進していくことを企図しているものです。更新講習は、知識の維持を図るための講習(知識講習)と技能の維持を図るための講習(技能講習)から構成されています。詳しくは、厚生労働省のサイトをご覧くださいませ。mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koushin.html

 

今回もオンライン講座でした。受講の方は、ネットからの申込が主でした。現在、多数の講座があります。その中で選択して参加いただいたことはご縁としかいいようがありません。よって、一期一会をもとに夫々参加して頂いた方は、フィールドが違いある意味では、他業種で相互作用が生まれることを意識して実施しました。テストも全員合格、そして、終了後のアンケートも全員、大変満足と評価いただき、楽しくそして充実した一日でした。来年は、引き続き担当いたします(⋈◍>◡<◍)。✧♡。ヴァージョンアップしていきます!

9月のブログ:職場の雰囲気をよくする!人間関係を良くしていく!

2023.9.4

 

職場の雰囲気が悪い、生産性が低下している、コミュニケーションがうまくいかない等、様々な問題で共通する要因として“アンコンシャス・バイアス」があります。 アンコンシャス・バイアスとは、心理学の概念である「認知バイアス」の一つで、”無意識“ の偏見や思い込みから偏ったモノの見方をしてしまうことです。自分の思い込みや環境といった要因により、非合理的な判断をしてしまう心理現象のことです。いわば、その人の過去や経験や知識、価値観、信念をベースに認知や判断を自動的に行い、何気ない発言や行動として現れます。それは、公平・公正・客観的に目の前の物事を判断できなくなる場合があり、人の行動や意思を決定する際に影響があります。

 

例として、「普通はそうだ、大体こうだ、常識だ」「そんなはずはない、こうに決まっている」「こうあるべきだ、こうでないとダメだ」などが挙げられます。

 

「無意識」というものがアンコンシャス・バイアスの特徴であり、それ自体は良い悪いといった判断をされるべきものではありません。アンコンシャス・バイアスが注目されるようになったのは、2010年代頃からといわれています。その背景には、非正社員や女性、外国人、LGBTQ+などの増加による組織の多様化があります。また、企業内で不祥事やハラスメントなどが多発したため企業倫理を見直す必要性が高まり、組織のリーダーや管理職は、アンコンシャス・バイアスへ注目するようになりました。

アンコンシャス・バイアスの影響として、個人としては①モチベーションの低下 ②無気力 ③思考停止 ④チャレンジしなくなる ④ストレス増加等、組織としては、①停滞感 ②コミュニケーション不全 ③ハラスメント ④パフォーマンスの低下 ⑤イノベーションが生まれない他が、挙げられています。

最近では、内閣府男女共同参画府が出している「令和4年度 性別による無意識の思い込み(アンコンシャス・バイアス)に関する調査研究」があります。こちらをご覧いただけるとおわかりいただけるかと思いますが、家計は男性が支えるべき、という認識は世代が若くなるほど割合としては下がり、60代が顕著にその認識が強いことがわかります。共働きが増えていることにより、2030代を中心に家計は男女で支えるもの、という認識に変わっていることがわかります。

産経新聞:アンコンシャス・バイアスの実態 「男らしさ」に苦悩の男性増加(2023/8/12の記事が掲載されていました。記事には「価値観の多様化や女性の社会進出が進む中、伝統的な「男らしさ」の呪縛から逃れられず、苦しむ男性が増えている。誰にも明かせずに孤立や孤独を深めるだけでなく、鬱積した不満や苦悩が何かの拍子に爆発すれば、暴力や家庭崩壊に発展するリスクもある。」と書かれていました。また、先ほど、ご案内した内閣府の「性別による無意識の思い込み(アンコンシャス・バイアス)に関する調査研究」でも、伝統的な男らしさを求める意識が根強い実態があります。しかし、20~60代の男女計約1万人に性別による役割に対する考えを尋ねたところ、「男性は仕事をして家計を支えるべきだ」との項目に男性48・7%、女性44・9%が肯定的に回答。男性の28・9%は「男性は人前で泣くべきではない」と考えていることも分かった。と記されています。

 

時代の変化、社会の変化によって、意識・価値観が変わるなか、職場の雰囲気を良くしていく、コミュニケーションを円滑にしていくたためには、自分自身の「アンコンシャス・バイアス」に気づくことを意識づけし、相手の価値観・考え・気持ちをよく “聴く” ことも必須であると考えます。

沖縄で「ダイバーシティ&インクルージョン」研修担当しました!

2023.8.29

 

久しぶりの沖縄での研修でした!。●カリキュラムは、オリエンテーション→VUCA時代に求められるDI→D&I推進の重要性→多様な人が働きやすい環境づくり→マネジメントでの意識転換(アンコンシャス・バイアス)について実施しました。

●参加者からのアンケートの結果も10点満点いただきました~。とても嬉しく今後のやる気!につながります。アンケート内容については、こちらです。課題発見、解決のヒントになる ・大変、参考になり楽しかったです。会社でも推奨したいです。 ・D&Iに関する知識を深められたこと。グループワークを通して様々な意見を聞くことができたので  今後の業務に活かしていきます。 ・経営側の問題ではなく全社員がD&I=DEIを理解して取り組む事が大事だと思います。 ・まさに管理職して抱えている課題や悩みの改善ヒントや、なぜ社内の風土改革が必要か、その意義をあらためて実感する事できました。

 

10月予定:キャリアコンサルタント・技能士の方との座談会案内です!

話題の韓流ドラマ「キング・ザ・ランド」から学ぶ「従業員エンゲージメント」

2023.8.1

 

現在、話題の韓流ドラマ 『キング・ザ・ランド』をご存知でしょうか。

 

まだ、放映中の韓流ドラマです。内容は、富裕層ホテル経営者のためのパラダイスであり、ホテルマンの憧れであるキングホテルのVVIPビジネスラウンジ ‘キング・ザ・ランド’ を背景に、作り笑顔が我慢できない男性と、職業上いつも明るい笑みを浮かべなければならない女性が、お互いに心から明るい笑顔でいられる幸せな時間を作ろうとする物語が描かれていますが、このドラマから学ぶべき点があります。そこで、ドラマの見どころについて整理してみました。

 

1点は、世の中には意思と関係なく笑わなければならない人もいれば、無理に笑わなくても支障がない人もいます。
誰かにとって笑顔は生存の道具であり、誰かにとって笑顔はその人らしさを表すともいえます。

日常において笑顔は便利なものでもあります。
人によっては、笑顔は見た目が良くて便利だし、人によっては自身を隠すことができて便利なものでもあります。
そのうちに、笑顔はただの “記号” として残り 真実は消えていくこともありえます。

作り笑顔を我慢できない主人公のク・ウォン(キング・ザ・ランド本部長は “ここからの笑顔”を目指しています。そのことが、後に示している“従業員エンゲージメント”にもかかわってきます。

 

 

2点目は、主人公のク・ウォン(キング・ザ・ランド本部長)とク・ファラン(キング・ザ・ランドホテル常務:ク・ウォンの異母姉)とのホテル経営についてです。元々、2人にはホテル経営についての考え方に違いました。

 

売上・利益を上げるために 姉のク・ファランは、経費節約を主に福利厚生、社員節減から人員削減し、正社員を非正規社員への登用に変換することで、利益を上げるやり方です。

 

主人公のク・ウォンは、ホテル100年祭を任されます。そこで、今までのやり方とは違って、 日頃、裏でホテルを支えてくれる従業員、また、100年に至るまでの間に経営難だった頃に支えてくださったお客様を招いてスピーチを企画します。そして、経営に関しても、他のホテルとの違いを創ること “ブランディング”いわば、社員・お客様の大切にするホテルであるイメージを強化しました。その100年祭でのイベントが”感動”を生み、ホテルのイメージを新たに創りあげることに成功しました。

 

正に、そのことが"従業員エンゲージメント" を生む会社の生産性に繋がってるとドラマを見ながら思った次第です。そこで、経営戦略としては、ブランディングを確立したことで、世界のホテルとの提携をしていくことで利益を上げるという内容です。

 

従業員エンゲージメントは、従業員が会社を理解し、信頼を置いていることを表す言葉です。

従業員エンゲージメントの指標の高さは、従業員の会社への貢献度や愛着心の高さに比例します。エンゲージメント(engagement)には、契約や約束・雇用などの意味があり、会社と従業員との信頼度の高さやつながりの強さを表しています。従業員エンゲージメントを構成する要素として、①理解度 ②共感度 ③行動意欲が挙げられています。

 

    会社への理解度は、従業員がどれだけ組織の理念やビジョンを理解しているかは従業員エンゲージメントを構成する要素の一つです。双方の理想が合致することで、理想を現実にしていくための意識が高まります。

 

    会社への共感度:従業員が会社に共感するほど、主体性をもって仕事に励むようになります。理解だけでなく、共感することで組織の一員としての自覚が高まります。

 

    行動意欲:従業員一人ひとりが、自主的に組織のために行動しようとする姿勢や意欲です。自分の行動が、業績向上や企業の成長につながっていると感じるほど、自発的に行動する意欲が高まります。

 

~③を実施するには、時間もかかり直ぐに効果が得られるものでもありません。最近取り入れられているのが、まずは、   安心・安全の場で“現場の声”を挙げてもらい、問題・課題を抽出し、課題解決を現場から挙げてもらうというやり方です。

    

ク・ファラン(キング・ザ・ランドホテル常務:ク・ウォンの異母姉のやり方では、短期的には収益を上げることは可能かもしれませんが、 本当の意味での”笑顔”はだせませんし、みることもできません。そして、従業員エンゲージメントを得ることは不可能だと考えます。そして、離職も増える可能性もあるかと思います。ドラマを観ていただくと理解できますが、キング・ザ・ランドホテルの常務の部下への接し方も、上から目線且つ、恐怖を仰ぎ高圧的なマネジメントの在り方です。それに反して、ク・ウォン本部長は、従業員への接し方は、同じ目線でマナー(言葉づかい等)もしっかりしています。そのようなことが、従業員からの信頼を得る、"従業員エンゲージメント" を高めることにつながっていると思います。

 

心からの”笑顔”をだせる、見られるためには、組織において、”従業員エンゲージメント” を高めることかな~と、今回、『キング・ザ・ランド』 から学びました(⋈◍>◡<◍)。✧♡ 

 

公認心理師をご存じですか?:公益社団法人 日本公認心理師協会からのメッセージ

2023・7・24

 

公益社団法人  日本公認心理師協会の動画をご案内いたします!。私も、公認心理師であり、EAP、スクールカウンセラーとして活動をしています。公認心理師は、日本で初めての心理職としての国家資格です。「公認心理師ってなんなだろう!」と、「どんな活動をしているのか?等」について、今回、公益社団法人 日本公認心理師協会の信田会長からのメッセージ動画作成されていましたので、共有させていただきます。動画は2つあります。          「公認心理師の未来をみつめて」(信田会長からのメッセージ)

https://www.youtube.com/watch?v=5ZjNYn0iG98
動画「公認心理師をこころざす次世代との対話」(信田会長と学生の対談)
https://www.youtube.com/watch?v=gwyocAPkCG4

 

公認心理師としての活動をぜひ、ご覧いただけたら幸いです。

 

おススメ書籍:13歳からの地政学(カイゾクとの地球儀航海)

2023.7.23

 

13歳からの地政学: カイゾクとの地球儀航海 単行本 – 2022/2/25です!。内容については、下記の通りです。

ストーリー仕立てでスラスラ読める!「カイゾク」との7日間の地政学講義スタイルです。

高校生・中学生の兄妹と年齢不詳の男「カイゾク」との会話を通じて、「地政学」が楽しくわかりやすく学べる一冊です。

  • 1日目ーー なぜドルは世界中で使われるのか/みんなが船で運ぶ理由 ほか
  • 2日目ーー 中国が南シナ海を欲しがる理由/日本が核爆弾を持つ日は来るのか ほか
  • 3日目ーー なぜ領土を求めつづけるのか/中国の防犯カメラは何のため?/なぜ戦争を起こそうとするのか ほか
  • 4日目ーー なぜ王様は必要とされるのか/なぜ大きな国の人々は外国語が下手なのか ほか
  • 5日目ーー なぜアフリカにはお金がないのか/アフリカから見た日本/貧しさから抜け出す方法 ほか
  • 6日目ーー 世界一ラッキーな土地アメリカ/韓国人でロシア国籍のヤマモトさん/なぜ過去のことが蒸し返されるのか ほか
  • 7日目ーー 夢がないのは悪いこと?/温暖化で地球儀はどう変わるか/なぜ日本は東の果ての極東と呼ばれるのか 一気に読んじゃいました(⋈◍>◡<◍)。✧♡。大人にもおススメです!。思わず、地球儀を購入しました(笑)

2023.7.20

 

昨日は、今年度も担当させていただいているFUJITSUファミリ会の研修でした!。今年度は、女性対象のキャリア研修他、リーダー向けの研修とダイバーシティ&インクルージョン研修を実施します。昨日は、福岡でダイバーシティ&インクルージョン研修でした。新しい概念も取り入れて、また、グループディスカッションを数回取り入れ”ワイワイガヤガヤ” そして、内観し討議し、現場にどう活用していただくかを検討していきました!。来月は、沖縄にて実施いたします。内容は、オリエンテーション→VUCA時代に求められるDI→D&I推進の重要性→多様な人が働きやすい環境づくり→マネジメントでの意識転換(アンコンシャス・バイアス)について実施しました。実施後のアンケートについて、顧客推奨度(NSP)が他のセミナーと比較して高い点数とのことでした!。嬉しい~(⋈◍>◡<◍)。✧♡。

*顧客推奨度:本セミナーを部下・同僚・ビジネスパートナーなど他の人に推奨したいですか?(推奨度1点~10点)で評価されます

 

7月のブログ:新たな ダイバーシティ&インクルージョン」

2023.7.6

 

この数年、ダイバシティーとインクルージョンについての研修が増えています。そこで、最新の考え方などを一部まとめてみました。

 

昨今、『Diversity,& Inclusion』から、『Diversity, Equity & Inclusion社会の実現に向けて』 という言葉に変化してきています。“Equity が加わりました。要は、『多様な違い“Diversity”を、互いに理解しあい“Inclusion”、公正に扱われるEquity” ことにより、誰もが等しく機会を得て活躍・推進できる社会を創る。』ということです。

 

背景には、①VUCAの時代を乗り越えるためには、多様な人(価値観・発想・視点)により、イノベーションを起こすこと、あるいはリスクに対応することで、企業の持続性を担保するため、②DiversityInclusion(ダイバーシティ&インクルージョン)が、企業に根付き、制度が整うのに10年は必要であり、世界の変化を考えると長期的な視点で取り組まなくてはいけないこと。③DiversityInclusion(ダイバーシティ&インクルージョン)に取り組まないことは、企業にとって、マイナスにつながること。がとりあげられています。

 

ダイバーシティの必要性 としては、時代の大きな流れとともに、人材と働き方 の多様性を推進することは、企業にとって欠かせないものになってきています。東京商工会議所では、中小企業 にとっての多様性の必要性について、企業における人材活用の現状等を交えながら、①グローバル化、②労働力人口の減少、③個人の 価値観の多様化、という3つのキーワードを示しています。

 

また、ダイバーシティ&インクルージョン推進に関する企業・経済界の取組は、進行中であり、経済界として初めて、ダイバーシティ・インクルージョン社会を実現するうえで、重要なファクターの一つであるLGBT(性的マイノリティ)に焦点を当て、適切な理解・知識の共有と、その認識・受容に向けた取り組みを推進すべく提言しました。

 

経団連では、①女性の活躍推進 ②若者・高齢者の活躍推進 ③働き方改革 ④高度外国人材の受け入れ促進 ⑤バリアフリー社会の実現を掲げています。

 

しかし、ジェンダーギャップ指数2023の数値を見ると、順位は更に下落しています。

世界経済フォーラム(WEF)は621日、「ジェンダーギャップ指数2023」を発表しました。全体で146カ国中125位と、2022年よりもさらに悪化し、経済で123位、政治で138位と引き続き低い状態が続いています。前回のスコアが0.650に対して、今回のスコアは0.647とスコアはほぼ横ばい。にもかかわらず順位が改悪したということは、世界の動きに対して、日本の改善が遅々として進まぬ状況を如実に表しているといえます。もっと言えば、2006年の開始当初の日本スコアが0.645115カ国中80位だったことを考えると、日本はこの20年近くの間、ダイバーシティついてはほぼ何も進まなかったともいわれています。

 

 

これから、DE&IDiversity, Equity & Inclusionを促進していくためには、多様な人の自立支援制度(法定雇用率に関わる制度の柔軟な運用/外国人の獲得定着を促す制度の拡充など)や環境整備は必須ですが、他、マイノリティが合わせるのではなく、マジョリティから意識改革と行動変容が必要であること、 人々の価値観の変化や多様な生き方(暮らし方、働き方)に合わせワーク・イン・ライフへシフト(社会:多様な人のコミュニティへの受入れ、個人:多様な生き方へマインドセットと行動を変容)が基本となることがあげられています。

 

そのためには、働き方改革と共に、生き方の多様化に対応した取り組み推進(リモートワークなどの導入・拡充)長期的視点に立ち、DE&IDiversity, Equity & Inclusion(の意識、文化の浸透に向けた取り組み推進が求められています。具体的には、“相互理解から相互成長へとつながる場づくり” などがあります。まずは、各自 “アンコンシャスバイアス” に気づくことからスタートし、一緒に働くプログラムの構築していくことからスタートしてみることをお勧めいたします。

 

 

2023年度ダイバーシティフォーラム 3つのテーマで担当します!

2023.7.12

 

FUJITSUファミリ会九州支部 主催 2023年度 ダイバーシティフォーラム にて、今回は、3つのテーマの担当します!。会員様対象の研修です。昨今、社会では様々な価値観を持った方々との関わりが必須になっています。同様に企業・団体においても女性活躍を筆頭に組織の ダイバーシティを高めることが重要なテーマとなっています。 本フォーラムではダイバーシティ&インクルージョンが求められる背景と職場環境、マネジメント転換の必要性について学んでいただきます。  プログラム(研修単位ごとにご受講いただけます。) 研修名 開催日時 お申込期間 ① “個”を活かすVUCA時代の現場マネジメント ダイバーシティ&インクルージョン 2023年7月19日㈬ 2023年5月19日㈮~ 7月7日㈮:管理者・経営者対象  ②女性らしさを見つけてしなやかに描く未来 女性のためのキャリアデザインワークショップ 2023年11月22日㈬ 2023年5月19日㈮~ 11月10日㈮ 女性社員対象 ③部下指導に活かせる心理学・脳科学 一人ひとりの課題解決をサポートするチームマネジメント 2024年1月24日㈬ 2023年5月19日㈮~ 2024年1月12日㈮。対象:リーダーまたは、リーダーを目指されている方。

 

ご縁を大切にするために、気持ちを伝えていますか?

2023.6.26

 

長い人生、様々なご縁があります!。家族・恋人・友人・仕事関係(上司・同僚・部下・先輩・後輩)、コミュニティー関係で知り合う人など。自分自身に余裕がなかったり、考えや感情が整理できない時等、言語化できずにそのまま ”縁” がきれることもありますね。通信機器(特に携帯電話)を変えたりすると、mailもできず相手に連絡をとることが不可になってしいます。気持ちや考えを伝えずに忘れてしまう場合は、未消化にはなりませんが、その時に、相手の状況・環境を配慮することで伝えることができずに、ずーと抱えたままでは未消化として残ってしまうこともあります。

 

”ひまわり”をご存じですか? イタリアの映画です。背景に戦争が、愛し合う二人を引き離してしまう内容です。この映画は、生き別れになった二人が、想いを伝えるために、会いにいくのですが、タイミングが合わなかったというストーリです。そういう意味では、伝えるのもタイミングが必要だということですね~。映画の続きはどうなったのかな~と思ったりします!。うつ病は、反芻が要因でもあります。過去にとらわれている状態ですね。”うつ病” にならなくてもそのことは”後悔”として残り、現生では未消化のまま残ってしまいます。歳を重ねると、楽しい思い出が残ります。その ”思い出”を抱えて過ごすしかないのかもしれません。最近は、過去にとらわれず、今を生きる=マインドフルネスが注目を浴びていますね。

 

自分の気持ち・考えを伝えること、言語化できない時は、「どう伝えたらよいかわからない、少し待ってもらえますか?」と伝えることをおすすめします。他者との関係は、お互いの考え・気持ちを伝えあうことからスタートします。お互い、フレーム(解釈)は違います。仕事関係の方だけでなく、特に大切な人との誤解のまま ”ご縁” がなくなることを避けるためにも、ぜひ、言葉で伝えてみませんか?

 

2023.6.25

 

今月は、定期カウンセリング・コーチング以外に、9年目を迎える階層別研修、3年目のセカンドキャリア研修と出張が多い月でした。

 

階層別研修では、人生100年時代の働き方、well-beingな働き方をテーマに約80名の方とご縁をいただきました。長い間、『組織と個人の共生』をテーマに活動をしてまいりました。エンゲージメント、働きやすい職場づくり、ストレスチェック(集団チェック)、メンタルとキャリアの統合など学んできました。少しでもそのテーマに沿って、分かり易く伝えられ、受講生、相談者の自己理解・自己認識につながることを目指してきました。”well-being”という概念が、今までやってきたことを言語化してくれていると感じています。

 

パフォーマンスを高めるwell-beingな働き方は、下記のような内容で実施しました。

1.オリエンテーション

2.  well-beingとは(生産性、企業の取組)因子から考える

3. 職場の心理的安全性を考える

4. 自身のメンタルについて、well-beingを4つの視点から考える

5. 全体でのディスカッション

 

個人のwell-beingが、組織のwell-beingにつながると信じています!。内容は、常に進化していきます!。

 

 

7月2日:キャリアコンサルタント・対人援助職の方との座談会のご案内

2023.6.22
7月2日 日曜日 10時~11時30分まで座談会の企画しました!。
受検、キャリア形成他、ご興味・ご関心のある方は、ぜひ、ご参加くださいませ。申込は、個別にご連絡頂けたら幸いです。
アクセス先をご返信いたします。長年現場経験者3名が(1級キャリアコンサルタント技能士兼公認心理師)がファシリテーターとして、ブレイクアウトルームで、参加者と供に抱えていらっしゃる課題を対話していきます!。ご参加お待ちしております(⋈◍>◡<◍)。✧♡

勉強会のお知らせ:6月から再スタートします!

2023.6.1

 

勉強会が、6月から新たなテーマ『解決志向ビリーフセラピ』でスタートいたします。テキストは、「解決志向ビリーフセラピー」 森敏夫、黒沢幸子著です。1回目は、6月16日金曜日 20時30分~22時30分 少人数で実施しています。夫々の現場に活用できることを目標にして、IN PUT OUT PUT型です。テキストは、各自、ご購入の上、参加くださいませ。ご興味・ご関心のある方は、お問い合わせからご連絡ください。個別に参加費等について、ご返信いたします。 よろしくお願いいたします。

コロナ禍でリアル研修他、復活!:ひとりごと(嬉しかったこと)

2023.5.18

コロナ禍が緩和されて、少しずつオンラインからリアルの面談、研修、コンサル業が増えてきています。そして、なんとお問い合わせが、コロナ前に中断していた方々からご連絡をいただいています!。嬉しいですね~。そして、今週は、某企業の階層別が復活しました!。今回のテーマは、人生100年時代の未来型キャリアデザイン研修でした。2日間にわたり約40名の方が参加されました。階層別なので、今までも何度か顔見知りの方もいらっしゃいます。選択型のスタイルになっているので、興味・関心のある研修に参加するようになっています。管理職対象です。今回の講義中の対話で気づいたことは、課題点として、若者とのコミュニケーション、関係をどう築いているのか、という点です。社会構成主義にナラティブが有効であると、この数年いわれています。1対1での対話、相互尊重、相互理解わかってはいるけど、なかなか難しい。とうことで、事例を通して、ナラティブを活用したコミュニケーションについて、今後深めていきたいと存じます。2日間、たちぱっなしで足が疲れました~。二つで嬉しかったことは、産業・教育・キャリアを専門として活動していますが、コロナが緩和される前に医療関係の座談会のファシリテーターを担当させていただいていました。なんと、今回、再度担当させていただくことになりました!。カウンセラーとして、現場をやっていると、専門領域での現場の声の大切さを痛感しています。そういう意味でも貴重な機会をいただいていると思っています。組織・そこで働く人のウェルビーイング(well-being)を目指して、頑張ります!。 ご縁に感謝!『ありがとうございます』

 

2023年:国家資格キャリアコンサルタント更新講習のご案内です!

2023・5・18

更新講習は、ワイワイガヤガヤと、知識をIN PUTしたら、各現場に沿って活用できるようにOUT PUTしていくやり方で進めています。ぜひ、お会いできるのを楽しみにしています(⋈◍>◡<◍)。✧♡。

ひとりごと!

2023.5.5

 

今朝、NHKの番組で偶然出会いました。18歳1000名との1日祭です!。『18祭』は、2016年から開催されているNHK主催のイベント、およびその模様を放送する特別番組です。2023年は6回目。BUMP OF CHICKENが出演[。楽曲「窓の中から」です!

歌詞も凄いけど…18歳の1000人の想い、なによりも歌を通して一体になっている1000人に感動です💛。久しぶりに感動の涙😢。このような番組をみると、改めて、”自分を信じる力”ってすごいな~って、そして、一緒に目的に向かってやり遂げる力、感動!です。
詳しいことは、こちらをご覧くださいませ。https://www.nhk.or.jp/18fes/

書籍のご案内

2023.5.5

 

ゴールデンウィークいかがお過ごしでしょうか。積んであった書籍を読みあさっております。さて、今、話題のAI、ChatGPTに興味をもち、「AI2041」人口知能が変える20年後の未来 を読み始めました。AIテクノロジーが、どのように実現するかをAF作家が物語で示しており、読みやすくなっています。2冊目は、「先生、どうかみんなの前でほめないでください」いい子証拠群の若者たち です。カウンセラー・研修講師として、10代、20代の方と関わることが多いなか、私自身は、回避性パーソナリティの傾向を危惧しておりました。この書籍では、正に、その点について具体的現象を捉えています。ぜひ、一読おススメ致します。

 

2023年 キャリアコンサルタント更新講習担当いたします!

2023.5.2

 

皆さま、ゴールデンウイークいかがお過ごしでしょうか。私は、仕事以外は、積んである書籍の読破と久しぶりに会える友人との会話を楽しみます。

さて、2023年度もキャリアコンサルタント更新講習の講師・副講師を担当いたします。

ぜひ、テーマにご興味・ご関心のある方は、ご参加くださいませ。現場で活用できる内容になっております。

お会いできるのを楽しみにしています。ご検討いただけたら幸いです!

4月のブログ:5月病の予防対策

2023.4.13 

 

ゴールデンウイークが近づいてきました。 ゴールデンウイークが明けると、やる気がでない、出社したくないといったメンタル不調でカウンセリングを受ける方も増えてきます。いわば『五月病』といわれています。

 

新入社員の場合は、入社前と入社してみたら描いていたイメージと現実が違うというギャップに戸惑う、苦しむ『リアリティ・ショック』の状態に陥っています。観察していたら、表情、態度、行動面に表れています。そのままケアーをしないでいると、休職・離職にもつながっていきます。

 

五月病は、リアリティ・ショックの状態が多くあります。その場合は、カウンセリング時には、『適応障害』と診断されて面談にこられる方が多いです。詳しく、リアリティ・ショックを説明すると、思い描いていたことと現実が乖離していたと感じたときの心の動きを指す言葉です。1985年にアメリカの組織心理学者・E.C.ヒューズが提唱しました。
4月に入社した新入社員が1カ月を過ごし、入社前に描いていたイメージと実際の仕事との乖離によってリアリティ・ショックを受け、GWをはさんで、仕事を続けられなくなるケースが発生します。

 

そこで、企業としては、メンタル不調の状態の社員の早期発見・対処法が必要となってきます。

 

まずは、どのようなリアリティ・ショックを受けているかと把握することです。新入社員に興味・関心をもって態度・姿勢・行動面(遅刻、言葉数が減った他)の変化を観察することです。その変化に気づいたら、すぐに

“声かけ” をおすすめします。上司に素直に自己開示をしてくれるのは日ごろの関係性にも影響してきますので、入社してからの “挨拶” は必須です。 次に、1対1 の面談です。リアリティ・ショックは業務内容だけでなく、同僚や上司との人間関係、企業風土などが考えられます。

 

最近の事例では、ジェンダ問題もあります。男性社員は名前で呼ばれるが、女性社員は名前を呼ばれないなどもありました。名前を呼ばれないということは、一人の人間として、承認されていないとう心理に陥ります。職場風土として、男性優位な職場であり、チームで仕事をする場合も上司から男性社員には指示があるが、女性社員には指示がない等、そのようなことが重なり自己肯定感が低くなり、本来なら、報告・連絡・相談が必須ですが、それができなくなりミスが増えメンタル不調になったりすることもあります。

 

前回の投稿にも記載しておりますが、新入社員の方は、まずは、新しい環境の中で馴染んでいくのに時間はかかるかと思いますが、良い生活習慣を続けること(睡眠・食事・運動)が必須です。体調面・メンタル面に不調を感じたら、生活リズムを見直してみてくださいませ。

 

4月3日~新人研修スタートしました!

2023, 4,5

今年で7年目、地元大手金融企業の新人研修スタートしました。昨年までは、オンラインでの研修でしたが、今年からリアルでの研修になりました。受講人数も昨年は、1回に約70名以上の参加でしたが。今年は、1回につき40名~60名くらいです。挨拶の仕方、メールの書き方、社会的基礎力、報告・連絡・相談の仕方、コンプライアンス、電話応対、来客応対等、基礎知識だけでなく実践型で盛りだくさんの内容です。一期一会の精神で、翌日から現場で実践できるように指導を担当しています!。今週は、新人研修が続きます!。

 

2023年4月9日 キャリアコンサルタント・技能士試験の振返りのご案内

2023年 3月6日 キャリアコンサルタント・技能士試験の振返りしま~す!

詳しいことは、下記のチラシをご覧くださいませ。申込は、こちらの問合せからもOKです。お待ちしています!

2023年の活動について

2023.3.6

 

2023年度の活動について、お知らせいたします。おかげ様で、継続の活動と新規活動と2023年度も充実した年になりそうです。

 

まずは、1.技能講習『キャリアコンサルタント更新講習(主講師・副講師)』についてです。現時点で日時が決定しているのは下記の通りです。6月3日土曜日:アセスメント力向上、7月8日土曜日:キャリアコンサルティングに生かす交流分析、7月29日土曜日交流分析(チームTA)、10月9日月曜日:キャリアコンサルティングに活かす交流分析、10月14日土曜日交流分析(チームTA)、11月5日土曜日 アセスメント力向上です。他、フレームワークを活用した論理的思考を習得、CLに気づきや変化をもたらす問題把握力と具体的展開力の強化のための知識と技能を習得等です。チラシ他、日時が近づきましたらご案内させていただきます。更新講習にぜひ、ご参加くださいませ。

 

2.研修については、セカンドキャリア研修(50歳以上の方対象)、女性活躍推進:女性のキャリアデザイン研修・ストレスマネジメント・メンタルヘルス研修、ジョブローテーション研修、コミュニケーション研修(NLP,交流分析, ソクラテス質問他),   4月からはFFG新人研修他、新たに、人生100年時代のキャリア、Well-beingの働き方、生き方、ダイバシティー&インクルージョン(経営層)、女性のためのキャリアデザインワークショップ(女性層)、一人ひとりの課題解決をサポートするチームマネジメント等について実施します。

 

3.大学関係は、ヒューマンスキル演習がテーマに継続登壇します。EAP(復職支援、休職中の方への支援、第一予防としての支援)も継続で新規の顧客先も増えています。

 

4.若年者・女性のキャリア支援活動(市民活動他)については、キャリアコンサルタント資格取得者の方が実践の場で、講義・キャリアコンサルティング力を高める機会とし、一緒に、困っている方、悩んでいる方への支援ができることを実施していきます。

2023年もご縁のある方にお役にたてるように、自己研鑽、相互研鑚を引き続き務めていきたいと存じます。

 

2月のひとり言

2023.2.18

 

2月も中旬過ぎました。皆さま、いかがお過ごしでしょうか。私は、定例コーチング、カウンセリング(EAP・学校)以外に、セカンドキャリア研修(門司・鹿児島)、エンカレッジ研修、NLP活用のコミュニケーション研修、ストレスマネジメント(オンライン・リアル)研修と少し多忙な時期を過ごしています。数年にわたり継続研修の依頼もあり、有難いことだと思っています。 ここ数年、女性活躍推進活動の一環で、女性対象のキャリアデザイン研修等が増えています。私自身は、女性の働き方も生き方も多様化しており、一人の人間として自分らしく、自律・自立していくことを支援したいという想いで活動をしています。組織においては、「女性活躍推進」活動は、女性だけでなく、管理者の方、同僚の方の意識改革が必要であること、特に管理者の方には、今後、カウンセリング理論・スキルが必要であると提言してきました。人事の方とお話をすると、ようやく、女性だけに人材育成としての研修をするだけでは効果が生まれ難いということに気づかれたようです。現在、組織が同じ課題として「離職増加」があります。背景には、「社会構成主義」の概念は欠かせません。日常の交流が、他者との人間関係の構築(ラポール)を形成し、その日常の交流の在り方を学ぶことは、より良い「職場風土」・「組織風土」につながり、そのことが個々の能力・スキル向上・エンゲージメント向上につながると考えています。昭和・平成・令和と生まれてきた世代の相違(社会に存在するありとあらゆる人間が対話を通して、頭の中で作り上げたものであるという主義・考え方)があります。言わば、当たり前、価値観等が違うという考え方です。そうすると、「事実」が何かということも対話しないと『共通認識』が持てないということになります。よって、同じ目的にチームとして目標を達成するためには、世代が違ってもお互いを自他尊重しあい、交互に交流しあうことが基本だと思います。そのためには、「対話」が必須です。研修、コーチング、カウンセリング等でご縁のある方に、少しでもお役にたてるように、本日もオンライン学習(ナラティブ)に参加しています。今日も良い1日をお過ごしくださいませ(⋈◍>◡<◍)。✧♡。

 

 

働く女性を応援する『おおいたWoman NEO』 に記事が記載されました!

2023.1.30

 

1月に働く女性を応援するプロジェクトでの、ストレスマネジメント研修を実施しました。このような活動は、長い間、女性キャリア支援活動をしている私にとっては、大変光栄なことです。この度、『おおいたWoman NEO』のHPに案内されています。詳しいことは、こちらにリンクしてみてくださいませ。

https://mama-no-mama.jp/woman-neo/neo_newspaper/woman-neo-4-5/

 

 

講師インタビュー

社員時代に管理職に就いた際、やはりマネジメントの部分でコミュニケーションに苦戦し、部下たちのメンタルケアのためにシニア産業カウンセラーの資格を取得しました。現在は、独立して講演や研修の講師、キャリアコンサルタントとして人的資源開発を専門に活動しています。最近は「職場風土改善」「働きやすい環境」などのテーマに取り組み、特に、女性管理者育成、上司と部下との関係性の質の向上を支援しています。昨今、女性活躍が謳われるようになって、研修の依頼内容が変わってきました。「女性のキャリアデザイン研修」のテーマが増えてきたように感じます。

 

特に女性のキャリア形成の場合、年齢や年代によって大切にしなければいけないもの、注力しなければいけないものが異なります。例えば、小さな子どもを育てているママは、仕事と育児全てを完璧にしようと思うと、理想と現実の自分とのギャップに悩まされ、精神的に追い詰められてしまいます。

キャリア理論の中には、「キャリア・レインボー」という理論があります。キャリア=職業とは考えず、キャリアを人生のある年齢や場面のさまざまな役割(ライフロール)の組み合わせと定義しています。

子ども時代、独身の頃、職場や家庭内、あらゆる場面における役割は異なります。求められた役割をうまく果たして満足できる場合にはキャリアは成功していると言えますし、充実感を感じない場合は役割の見直しが必要となります。「今は子育ての比重が大きいけれど、子どもが10歳になれば仕事に情熱が注げるようになるだろう」など、中長期的に判断したり、もしくは今の“役割”に見合った時間の使い方をするなど、少し意識してみてください。そうすることで、ありのままの姿を認められ、完璧にできない自分に負い目を感じず、ストレスをとうまく付き合っていくことができます。

 

考え方を少し変えてみることで

前向きで安定的な人生を

セミナー前にグループ内で簡単な自己紹介をし、講演会がスタートしました。各自、手元のワークシートに、現在ストレスだと感じていることを記入。「ストレスをもたらした原因は?」「そのストレスがなくなるためには?どうすれば改善されるのか?」「そのためにあなたができることは?」と項目ごとにまとめていきます。記入し終えたら、グループ内で自身が抱えているストレスについて発表。「不安や不満、イライラや悲しみなど、今のネガティブな気持ちを口に出すとストレスが緩和され、安心感を得られる“カタルシス効果”を感じることができます」と安藤さん。

グループ内でストレスの浄化が終わったら、安藤さんはストレスの種類や特徴について説明しました。「ストレスは、物理的要因、社会的要因、生物学的要因に分けられ、女性の場合は女性特有のストレスも。生理不順や月経周期によってメンタルが左右されます。いつもの自分と違う状況が2週間以上続いたら、体からのSOSのサインです」。続いて、発想の転換によってストレスに対応する「ストレス・コーピング」を紹介しました。

「ストレスを感じやすい人は、事実を歪めて捉えてしまう認知の“クセ”があるのかもしれません。そのクセに気づいたら、考え方を少し変えて、自分自身を客観的・合理的に考えるようにすることで、自己認知を高め、安定的な人生を送ることができるようになります」と説明しました。

 

 

質の良い睡眠と適度な運動で

ストレスを上手にコントロール

「メンタルヘルスを保つためには、十分な睡眠時間と質を確保する必要があります。睡眠によって脳と心が正常に機能します。睡眠に問題がある人とそうでない人では、生産性に約3%の差が生じ、GDPに換算すると7.5兆円程度影響があります」と安藤さん。睡眠の役割は「身体と脳の休息」「記憶の整理・定着」「ホルモンバランスの調整」「免疫力向上」効果が見込まれ、毎日の適度な睡眠の必要性、睡眠の質をアップさせるヒントとして、昼寝の重要性を説きました。15分~20分程度の昼寝を取ることで、睡眠不足を解消することができると紹介。

続いて、ストレスと食べ物の関係についての説明のあと、運動の有効性を説明しました。「仕事のストレスが多くても、週に135分以上の運動で抑うつのリスクを半分に抑えることができます。つまり、定期的に運動することで、ストレスへの抵抗力がつき、メンタルヘルスを良好に保てます」。資料を使ったり、ワークショップを交えたりしながらストレスマネジメント方法について話す安藤さん。最後に、「ストレスマネジメントでとにかく大事なのは、ストレスを1人で抱え込まないこと。信頼できる人に話すことで、ネガティブな気持ちが緩和されます。気が向かない、体調が優れないときは、無理せずゆっくり休んでください!」と述べ、講演会を締めくくりました。

 

 

女性ならではの悩みやストレスは多種多様

共感と学びが生まれる異業種交流タイム

 

セミナーのあとは、そのまま異業種交流タイムへ。45名ずつのグループに分かれ、15分間で自己紹介や名刺交換をします。参加者たちは仕事の内容や趣味をテーマに自己紹介を行いました。講演会の感想や、自身が抱えるストレスについて語りながらコミュケーションを取っていました。15分後、グループ替えを行い、新しいメンバーで意見を交換し合います。2度目の交流タイムでも、仕事のことや家庭のこと、さまざまな話題で交流を深めていました。皆が積極的に会話を楽しみながら充実したひとときを過ごし、セミナーは幕を閉じました。

2029年問題ご存知ですか?

2023.1.25

 

小学校からプログラミング教育が必修化更ているのはご存知でしょうか。企業全体のデジタルスキルの有無は、学生から「選ばれる会社」になる上で欠かせなくなる恐れがあります。「デジタル人材」は明らかに、人材不足で、国の施策でもITスキルの講座が設けられています。ただ、2029年が大きな境目になる理由は、教育現場での制度変更が影響しています。学習指導要領が変わり、2022年から高校で「情報Ⅰ」という科目が必修となっています。高校3年間、プログラミングを含む情報科目を学び、2025年からは大学入学共通テストでも試験科目として「情報Ⅰ」が課されるなど、プログラミングに親しむ学生がどんどん社会に出てきます。皆さんは、ITリテラシーに自信がありますか?。私は、ありません。まさに、私のストレッサーになっています。しかし、そんなことをいってられない時代に突入するということです。今の高校1年生、すなわち「第1世代」が大学を卒業して社会人になるのが、まさに2029年です。2029年以降入社の社会人は「プログラミング」という、できて当たり前の共通言語を持っていそして、学校現場での教育も質・量ともに年々充実していけば、デジタルスキルが今以上に高い学生がどんどん企業に入社してきます。詳しいことは、こちらをご覧くださいませ。第四次産業革命の時代、私たちに求められるスキル、まったなしです。採用、マネジメント諸々、変化していきます。https://note.com/progate/n/n8c4b1b5ae492す!

 

2023.1.25

 

大雪で在宅勤務、または、休講になられた方も多かったのではないでしょうか。1月は、研修が続き、20日と25日と2回、メディア・放送業界で20日は①「コミュニケーション研修」& 25日は②「ハラスメント防止研修」を担当させていただきました。①は、管理者・社員 ②は、管理者対象でした。①と②は関連しているので、両方受講していただいたら、理解の深まりが更にアップすると願っておりましたが・・・・。ご多忙の中での参加ですので、難しい状況ではありました。しかし、最近は、当日参加できない方向けに、期限付きで動画で観れるようになっています。その点は、有難いです。この10年近く、ハラスメント、アンガーマネジメント等の研修は増加傾向です。その中に、研修時間にもよりますが、コミュニケーションのとり方、伝え方、自身の感情・思考・行動の   ”クセ”  を知る!は、欠かせません。

なぜならば、そのことが、ハラスメント防止、アンガーマネジメントにも関連しているからです。自己理解から、日頃の他者との関わり方を客観的に振り返るいい機会だと思っています。事例に基づいて、職場でのことを俯瞰的に振り返り、問題・課題の整理と解決に向けて内省をしていただきます。今回は、コミュニケーション研修は、140名以上、ハラスメント防止研修は90名以上の方から受講いただきました。ご縁に感謝しつつ、帰りに”ぜんざい”を食べて、私も、PDCAの ”C” をしました!

 

2023. 1月 ブログ:定着率向上や早期離職防止に向けた対策

2023.1.21

 

厚生労働省は20日、労働経済動向調査(202211月)の概況を公表しました。労働者の過不足判断D.I.(不足-過剰、11月1日現在・産業計)は、正社員等労働者プラス44ポイント、パートタイム労働者プラス30ポイントで、それぞれ46期、53期連続の不足超過。正社員等労働者では、「建設業」、「医療・福祉」、「情報通信業」、「運輸業・郵便業」で人手不足感が高い。生産・売上額等判断D.I.1012月実績見込)は、産業計マイナス3ポイントで前期から2ポイント上昇、「宿泊業・飲食サービス業」(プラス23ポイント)などでプラスとなる一方、「「サービス業(他に分類されないもの」(マイナス17ポイント)、「医療,福祉」(マイナス11)などでマイナスとなっていました。

そのような状況の中で、社員の早期離職は組織にとっても、大きな問題です。

若手の成長のためには仕事における負荷=挑戦が不可欠ではありますが、実際に負荷がかかった際には、不安が大きくなったり物事をネガティブに捉えすぎてしまい、パフォーマンスの低下やメンタル不調になってしまう社員も一定数います。

こうした状態が続くと、生産性の低下や早期離職に繋がる恐れがあるため、企業としても社員のストレス耐性を強め、ものごとの捉え方を鍛えることで自律型人財へと成長できるようサポートしていくことが大切です。

その為には、管理者も若手のストレス要因の認知・向き合い方を学ぶ必要があります。ストレス対処は、コーピング(coping)とも言われています。日常生活の中で私たちに負荷をもたらすと判断された外的・内的な刺激(ストレッサー)やそれによって生じるストレス反応を減らしたり、受け入れたりするために個人が行う認知的、もしくは行動的な努力のことを指します(Lazarus & Folkman1984)。さらに、Lazarusら(1984)は、その努力は常に変化するものである、とも述べています。コーピング方略にはさまざまな種類があり、その分類方法は研究者によって多岐にわたっています。 そこで、今回は、ストレスフルな状況やその結果として生じるネガティブな情動に対して積極的にかかわっていく「接近型コーピング」と、それらを遠ざけようとるす「回避型コーピングについて説明します。
                                                                                                                                                               接近型コーピングとは、ストレスフルな状況に対して積極的に取り組んで解決を目指すためのコーピングです。

●問題点を明らかにし、解決策を考える ●経験者にアドバイスを求める ●どんな物事にも必ず良い面があるはずだと探してみる 等があります。

一般的に、接近型コーピングはストレッサー自体の解消を目指すものであるため、ストレス反応の低減に有効だと言われています。しかしながら、ストレスの原因の所在が自分以外にある、もしくは対処方法は分かっていても実行に移すのが難しい場合など、全てのストレッサーが解消できるものとは限りません。

解消できないストレッサーに対して働きかけを続けることで、疲弊してしまう恐れもあります。その場合は、ストレッサーから距離を置くことでストレス反応の低減を目指す回避型コーピングを選択することも必要となります。

回避型コーピングには、● 嫌なことをなるべく思い出さないようにする ● 自分の趣味を楽しむ時間を持つ ●問題解決を先送りする 等があります。
                                                                                                                                 回避型コーピングを用いることによって、ストレッサーに直面した結果として生じるネガティブな感情を解消することができます。しかし、その効果はあくまでも一時的なものであり、 根本となるストレッサーの解消には至りません。 早期離職防止対策としては、社員がいつもと違う言動を早めにキャッチして、まずは、個別に傾聴することが優先かと思われます。      

 

女性活躍推進活動 働く女性を応援する「Woman NEOセミナー」に登壇!

2023,1,19

 

就労人口の減少を背景に、女性の活躍を推進する施策が増えました。大分で、働く女性を応援するプロジェクトを主催されいる「Woman NEO」で、今回、登壇させていただきました。働く女性の悩みや迷い、「活躍」というプレッシャ・・・。それぞれの事業を抱えながら、目の前のことで精いっぱいの働く女性を応援されています。長年、働く女性のキャリア支援活動をライフワークとして、取り組んでいる私としては、このような活動をされている企業様からご依頼があるのは、とても嬉しく思っています。女性が仕事と家庭の両立、また、管理者としてマネジメントでのメンタルサポート、そして、自分らしく人生を送れるように、キャリア&メンタルを統合したサポートで応援してきたいと改めて思いました。ご縁に感謝しています(⋈◍>◡<◍)。✧♡

 

ニッコン株式会社と大分合同新聞社が提携して活動されています。詳しいことは、こちらをご覧くださいませ。

https://mama-no-mama.jp/woman-neo/

2023年 うさぎ年

2023.1.4

 

”うさぎ” は争いを好まない穏やかな性格で跳躍力があり、干支では、平安・安全・飛躍の象徴と言われています。そのような年であることをお祈りしています。うさぎは、神話の世界では。大国主命と一緒に語られています。2023年も、「烏飛兎走」の年になりそうです。今・直観を大切にしながらも、Willを描きながら、Planを立てることを同時にしていきたいと思っています。年末に、立花隆氏の見えた 何が 永遠が 〜立花隆 最後の旅 完全版〜 - NHKを観る機会がありました。立花隆氏は、「知の巨人」と言われていました。宇宙、分子生物学、がんなど様々な領域を渡り歩き、「人間とはなにか」という問いに向き合い続けていらっつしゃいました。大変興味深く、今年は、まずは立花隆氏の書籍・動画をみて学びたいと思いました。知らないことはいっぱいあるので、2023年は、書籍だけでなく、専門以外のことも興味・関心のある分野について学びの年にします。そして、その学びをご縁のある企業・個人の方へ少しでも、well-beingな環境づくりにお役にたてるように尽力してきたいと存じます。人生100年時代。働く期間は長くなり、組織も個人も変化が激しい時代になっています。課題を感じていらっしゃるキャリアコンサルタントの方々も多いかと存じます。自己研鑽・相互研鑽・相互作用をモットーに2023年も協働で課題解決に取り組んでいけるように努めてまいります。2023年もどうぞよろしくお願い申し上げます。愛と平和を祈っています。

 

レディースフォーラム (女性メンバーがますます伸びるマネジメント研修)

2022度女性活躍推進活動、FUJITSU「ファミリ会」で担当させていただきました。詳細は、こちらをご覧くださいませ。

 

https://jp.fujitsu.com/family/sibu/kyusyu/report/1102/index.html